モアレって何
モアレとは、印刷の仕上がりに見られる意図しない柄の出現のことをいいます。PDF、PSDやTIFF、EPSなどの画像でおこります。
モアレの原因と解決策
1.アミ点の形と間隔
画像に使われているトーンなどのアミ点が、出力時に2階調化されアミ点ひとつひとつの形が変形してしまったり 間隔が不揃いになってしまうことがあります。それが全体図として見たときに異なった柄に見えてしまい、モアレとなってしまいます。
解決策
- 原稿データをフォトショップなどで拡大表示し、アミ点の形がくずれていないか確かめます。
- アミのトーンを使用するときは原稿のアミ点部分のみを選択機能で選択し、2階調化させてください。2階調化ツール(「イメージ」→「色調補正」→「2階調化」)でアミ点の形が不揃いにならないように調整します。

2.アンチエイリアス
フォトショップなどでイメージを拡大縮小し加工した時や、グレースケール時にみられる 「アンチエイリアス」(アミ点のまわりに発生するグレー部分)が原因となりモアレが発生する場合があります。
アンチエイリアスが発生するとアミ点のまわりのグレー部分が出力時に2階調化され、アミ点の形が変形し、その集合が意図しない柄となって見えてしまいます。
*アンチエイリアスは画面上でなめらかに見せる効果がありますが、印刷のモノクロ製版時解像度が低い場合はきれいに出力されません。


解決策
- 2階調化ツール(「イメージ」→「色調補正」→「2階調化」)で点のまわりのグレー部分をとばし、アミ点の形が不揃いにならないように調整します。原稿データをフォトショップなどで拡大表示しアミ点の形がくずれていないか確かめ、原稿のアミ点部分のみを選択機能で選択し、2階調化機能で2階調化させてください。
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モアレが発生するデータ
サイズを無理に拡大縮小したとき
特に2階調化されたデータ編集するとアンチエイリアスが発生したり、モアレやデータの歪みが生じる場合があります。
仕上がりサイズとは異なったサイズで作成されたデータは 弊社で拡大または縮小して出力いたしますが、モアレが発生しやすくなります。ご入稿の際はご注意ください。
解決策
- 仕上がり規定サイズでデータを作成されることをお勧めします。
- サイズを変更されたい場合はレイヤー機能などを使って主線のみを編集し、仕上がりサイズの状態で色付けやトーン作業などを行ってください。その際、主線の2階調化も行って下さい。
- 完成原稿しか残っていない場合はグレースケールモードでサイズ編集し、その後イメージを2階調化等で編集するとデータがモアレにくくなる場合があります。
解像度が低い
解像度の低いデータは画像が荒く、また低い解像度のデータを無理矢理高い解像度に編集したデータもアンチエイリアスが発生しモアレの原因となってしまう場合があります。ただ低い解像度でも無理矢理高くした方が、文字や細い線が少しましになる場合もございます。
解決策
- データ内容に合った解像度で原稿を作成してください。(解像度についてはQ&Aをご覧下さい。)
- 低い解像度で作成してしまった場合はデータ内容に合った解像度に上げ、2階調化ツール等でアンチエイリアスを飛ばしたりアミの形が崩れないようして編集しなおしてください。
グレースケールデータでの グレーベタ面の上に置かれたトーン(アミ点)

トーンのアミ点のまわりにアンチエイリアスが発生しやすくモアレになる場合があります。はっきりとしたグレーでなくてもアミ点の間に少しでも色が入っている(K:0%以外)と、アンチエイリアスは発生します。
解決策
- 細かなトーンとグレーベタ面との重ね貼りはできるだけさけてください。トーンの点の大きさが大きいものや、点の間隔が広いものはモアレが発生しにくい場合もあります。
トーンがグレーのアミ点で作成されている場合

グレーは下図↓のような小さなアミ点の集合でできています。
グレーのアミ点は印刷時に下のように印刷されます。(アミ点のなかにアミ)

解決策
- トーンのアミ点部分を選択し2階調化ツールでグレーの点を黒の点にしてください。黒のアミ点にすると出力時に色が置き換わりませんのでトーンが変形せず出力することができます。
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トーンのアミ点の大きさが大きいものや、点どうしの間隔が広いものはモアレが発生しにくい場合もあります。

アミ点で作られたグラデーション

解決策
- K100%で作られたグラデーションを使用し、2階調化ツールでアミ点ひとつひとつの形が崩れないよう2階調化してください。トーンのアミ点の大きさが大きいものや、点どうしの間隔が広いものはモアレが発生しにくい場合もあります。
- グラデーショントーンとグレーの重ね貼りや、グレーでできたグラデーショントーンなどは特にモアレの原因となります。できるだけ使用しないでください。